2010年4月23日金曜日

高齢化に伴い、地域に課せられた課題を真剣に考える

自分が住む地域自治会(5階建て集合住宅、エレベーターなし)では、将来に不安を感じる高齢者が年々増えています。

足腰が弱ってしまい外出もままならないため、近所付合いが疎遠になり孤立、会話もない生活をおくっている方々を何とかできないか?と、先般開催された自治会総会にてH氏が問題提起されました。

TVや新聞でも最近は、将来に不安・孤独死は身近・孤立防止・会話ない高齢者等を社会問題として取り上げ、早急に対策を講ずる必要性を訴えています。

今日のカナロコでも、横浜市の市営住宅で2月下旬、居室内で「孤独死」した独居男性(69)が発見されていたことが分かった。死後約3カ月とみられ、既に電気やガスが止められていたという。発見のきっかけは、生活保護を担当する市職員の訪問。男性は住民と交流がなく、親族とも疎遠だった。地域からの孤立を背景とした孤独死の問題をあらためて突き付けた形だ。との報道がありました。
当然、高齢者問題だけでなく子育て放棄・学級崩壊・覚せい剤蔓延・各種凶悪犯罪や知能犯罪なども大きな社会問題となっています。
早急に、全てを解決することは難しいと思いますので、できる事から少しずつ解消していければな!と考えます。

そこで・・・・・高齢者孤立化の課題解消に向けた、H氏の案(地域版)を下記に掲載します。
・ゴミ出し→協力してもらえたら
・新聞・郵便物→ドア迄届けてもらえたら
・手荷物→ドア迄運んでもらえたら
・電球や管球の交換等(高所作業は危険なので)→手を貸してもらえたら
・買い物同行や代行(ネットスーパー発注含む)→気軽に頼めたら
・優良病院の選択や病院への送迎、巡回診療車手配等→お願いできるなら
・安否確認のもしもしコール→してもらえたら
・読書が好きだが目が不自由→朗読をお願いできたら
・外出(散歩など)のサポート→お願いし外の景色を感じてみたい
・自治会主催イベントへ等への誘導→お願いし一緒に楽しみたい
・将来食事の仕出しが実現したら→利用したい
・設備の改善改良希望(建物・共有地・歩道・スロープ他)→できれば
・バス乗り入れ、防犯対策、その他の要望→一緒に考えて欲しい

一方、高齢者だけではなく地域全体の活性化に向け、若年層~中年層対象のテーマも提起しています。
・災害発生時における在宅家族の安否が気になる
・ライフラインの更なる整備向上
・芝生の解放(遊び場・安らぎ空間化を考える)
・子どもの通学路の安全確保と防犯灯の整備
・鹿島森公園の施設手直し
・境川遊歩道をもっと魅力ある散歩道に
・老親介護問題の相談
・団地の将来像(10年後~20年後)を描けるか
・町田市役所新設に伴う広域行政実現は可能か等々

このような素晴らしい発想が、地域を変えていくと思います。

問題解決と信頼回復の為に国も自治体も多額の予算と人手をかけて必死の努力をしています。しかし、結局のところ地域の生活者(老若男女)が手をつなぎ助けあう地道な努力に帰するところが大きく、国や自治体に依存しているだけでは何も解決しません。

よって、議員として地域住民として課題解消に向け、精いっぱいの活動をしてまいります。

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