2014年2月12日水曜日

歴史を学ぶ

先日、広島県呉市の海事歴史科学館「大和ミュージアム」に伺った。
玄関を入り、正面のホールに実物の10分の1の戦艦大和が飾られていた。
戦艦「大和」は、昭和16年12月に呉海軍工廠において、当時の最先端技術を駆使した集大成の戦艦である。
このプロジェクトは、当時の呉市民にも知らされず極秘裏に建造された当時において世界最大の戦艦だそうである。
主砲の衝撃は相当なもので、乗組員の安全を考慮して一度も発射しなかったのではなく、発射できなかったそうである。
最後は、昭和20年4月7日沖縄特攻作戦に向かう途上、米艦載機の攻撃を受け沈没・・・
乗員3332名のうち3056名が「大和」と運命を共にしたとの説明を受けてきた。

日本はもとより、地球上から戦争がなくなるよう、あらためて祈った一日であった。


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