2012年6月9日土曜日

賛否両論の中・・・

昨日、節電意識向上の件で電力問題を書き込んだが、政府において動きがあった。

「国民の生活を守るために、大飯発電所(原発)を再起動すべきだというのが私の判断だ」と野田首相は首相官邸で記者会見を開き、表明した。

昨年の東日本大震災で福島第一原子力発電所が被災して以降、全国民はもとより原発を抱える自治体が不安を抱いている中での表明であった。


泊発電所(北海道電力)の運転停止で国内に設置されている原発の全てが停止となったため、国内電力の約4分の1を占めていた電源がなくなり、安定供給が難しくなってしまったのは分かるが・・・・・


以前、政府は定期点検等で停止中の原発は、安全確認されない限り再稼働はない!との方針を打ち出したはずである。


首相表明の中で、福島第一原子力発電所の惨事を繰り返さないことを強調し、国民の安定生活も保たなければならないとの理由で、再稼働への理解を求めていたが、4月発足予定であった原発安全監督に関わる新組織だって審議が中断しているありさまである。


何をやるにしても遅い政府対応に多くの国民が信頼を失っている事だけは確かである。


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