2010年7月30日金曜日

交通問題特別委員会

am9:30 交通問題特別委員会が開催され出席。

相模原市の交通体系についての説明の後、交通問題解決への主な取り組み状況の説明を受ける。

1 リニア中央新幹線駅の市内誘致について
2 内郷地区乗合タクシー実証運行について
3 津久井地域の生活交通確保について
4 橋本地区におけるTDM(交通需要マネジメント)施策の推進について

以上の4項目の説明を受けましたが、自分的に今一番興味のある、リニア中央新幹線駅の市内誘致について質問をおこないました。


JR東海の発表によると、東海道新幹線の輸送力の限界や、大規模災害時のリスク発生に備えた東名阪の大動脈の二重系化の必要性から「リニア構想」がでてきた。との事で・・・・・
〇開業目標は、2027(平成39)年 東京~名古屋市附近間
          2045(平成57)年 大阪まで
〇最高速度は、500㎞/h、東京~名古屋間を最速約40分で結びます。
〇建設費は、東京~名古屋間で5兆1千億円  東京~大阪間で8兆4千4百億円かかります。
〇中間駅は、1県1駅を目標に建設を進めますが、神奈川県の場合ルートから見ると、相模原市内に設けられる公算が大との事です。

しかし、この駅建設に伴う費用は、地元が負担する事となりそうですが、地上駅の場合:約350億円・・・
地下駅の場合:約2千2百億円(ともに国が三分の二、三分の一が地元負担)の費用がかかります。

そこで現在、リニア中央新幹線駅の市内誘致に市をあげて誘致活動を展開していますが、いざ本決まりとなり、駅建設費用をどうしょう・・・なんて事にならないように方向性を明確に!と質問をおこないました。

回答では、現在「都市交通施設整備基金」を平成20年から始め、現在までに6億1千万が蓄えられています。しかし、この基金はリニア関連だけではなく、小田急多摩線延伸や新交通システム関連も入っている。との答えで、平成36年までに100億円!との目標を掲げているとの事。
また、リニア新駅建設費用は、現在0ベースで考えている。と悠長な回答でした。

本決まりとなった時慌てないよう、計画的に物事を進めないと!と考えます。



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