2020年7月9日木曜日

自然災害

大雨の影響を受け、熊本県の球磨川流域において大規模な水害がおこってしまった。
昭和40年代にも同様の被害があり、国土交通省が球磨川の支流の川辺川に治水を目的としたダム建設の計画を発表した。
しかし、地元の反対などで事業が進まない中、平成20年当時の民主党政権が計画を中止した。いわゆる事業仕分けである。
その後、国・県・流域自治体が堤防のかさ上げや川底の掘削などの治水対策を協議していたが議論がまとまらず、引続き、ダムに頼らない治水を目指していたという。
今回の水害において55年前の教訓がいかされなかった…と嘆いていた被災者のインタビューが報道されていた…何が正解で何が間違いなのか?
非常に難しい課題だと思うが、自然を守りながら災害に強いまちづくりを目指すことだけは間違いない。

※ 写真は増水した境川

古内 明 公式HP

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