2010年11月23日火曜日

どうなる鵜野森交差点

先般9月定例会で一般質問をおこなってから約2ヶ月、ついに鵜野森交差点が県内渋滞ワースト2になってしまうかもしれない。
県内渋滞ワースト1である国道1号と環状4号が交差する「原宿交差点トンネル部」が開通するからである。

国道16号の渋滞は、神奈川県内渋滞ワースト2である「東名高速横浜町田インターチェンジ付近」交差点と、渋滞ワースト3ともいわれる「鵜野森交差点」の2ヶ所存在する。毎日のようにラジオの渋滞情報で名前があがる交差点のため、多くの方々は鵜野森がどの辺りか分からなくても名称だけは広く知られている事と思う。
先の質問においては、この「鵜野森交差点」の渋滞解消についての質問もおこなったわけだが、政令指定都市になり、県道については市の管理となったが、国道は国土交通省が管理を担うため、市側から国に対して要望していくしか改善の道は開かれない。

さがみ縦貫道(圏央道)が開通して、(仮称)相模原インターチェンジが開通すれば、国道16号に向かう車両は県道52号を通り、「鵜野森交差点」を目指すため国道16号だけではなく交差する県道にも影響が及ぶことは、容易に予測できる。

この件に関しては、市側から国に対し、粘り強く改善要望を出さなければ進捗がないものと思われる。

ちなみに。今回の原宿交差点工事では、約22年前の計画決定を経て、1988年から用地買収をおこない、本格的に工事が始まったのは2007年からで、まだ数年かかる歩道整備等を含め、総事業費は約156億円との事。

費用対効果としては、渋滞損失額が2006年度調査で100億円だったものが、上り線トンネル(片側)開通1ヶ月後の調査では、30億円削減され約70億円に減少したとの結果だそうだ。

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