世の中、低価格時代に突入している。
先日移動のため、タクシーに乗車した時、乗務員(自称タクシーパイロット)さんとの会話が弾んだので記したいと思う。
この乗務員さんは昔、洋服の仕立屋さんだったとの事である。
60歳を期に転職したそうであるが、理由は、低価格競争に負けたから・・・自分の仕事に誇りを持ち、40数年裁縫の世界で生きてきたが限界が見えたとの理由でトラバーユ(死語?)。
たしかに、大手量販店が中国やベトナム等々の工場で生産した衣類で勝負しているため、地道に経営している小規模店舗では太刀打できない現状がある。
そのような理由で転職したとの話であった。
日本企業が外国に進出し、低賃金で労働者を雇用している現在、厳しい世界であるのは間違いない。
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