来年3月まで試運転がおこなわれ、問題がなければ引き渡し後から稼働される事となります。
この新南清掃工場は、さまざまなる議論を経て、ガス化溶融炉(ごみを前段のガス化炉により低酸素状態で加熱することで、可燃性のガスと炭に分解。発生したガスと炭を後段の溶融炉に投入し、1,300℃以上の高温で燃焼、炭を溶融することで溶融スラグを生成する)方式での建設となりました。
利点は・・・
●1,300℃以上の高温で燃焼させるため、ダイオキシン類の発生量を抑えることができる。
●生成される溶融スラグは道路の路盤材などに活用することができる。
●これまで埋め立て処分されていたプラスチック類も処理することができ、最終処分場を延命できる。
●廃熱を利用して発電や熱供給を行うことができ、工業団地などの需要地内に建設することでコージェネレーションシステムを構築可能である。
ゴミ投入口 制御室
この大きな穴の中に市内で出た約10日分のゴミを溜めておく事ができる。
旧南清掃工場の役目は、来年3月までとなります。見学終了後にパチリ!
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