病院のたらい回しを防ぐ札幌市の産婦人科救急電話相談の制度が全国から注目を集めています。きょうは、神奈川県から視察が訪れ問題が大きい産婦人科救急医療の中で行政が果たした役割の大きさに注目しました。札幌市中央区の夜間急病センターです。神奈川県相模原市の市議会議員3人が去年10月から札幌市が始めた助産師の電話相談業務の様子を視察しました。実際の相談では、夜7時から翌朝7時までの間、助産師が、妊婦さんからの電話相談を受けて、病院にすぐ行く必要があるかアドバイスするほか道内にある病院のベッドの空き状況を把握して救急隊などに情報提供します。これによって、不要不急の夜間診療を減らして産婦人科医の負担を減らすほか、患者のたらい回しを防ぎます。行政と医療機関が協議を重ねて全国で初めて実現させました。
「病院や医師が頑張っていても行政と一致しない所が課題。救急隊がいちいち病院を探さないことで"たらい回し"がなくなると実感できた」病院頼りにせず、行政が積極的に仕組みづくりを進めたことで注目を集めた札幌市の産婦人科救急システム。
まだ、課題はあります。(札幌市保健所・飯田晃部長)「産科医師の不足や働く環境の厳しさ、根本的な問題の解決に至っていない。市民に安心してもらえる体制を引き継いで行くのが今やれること」
(2009年4月27日(月)「どさんこワイド180」)
と、地元札幌テレビでも放映されました。
http://www.stv.ne.jp/news/streamingFlash/item/20090427190135/index.html
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