2009年2月17日火曜日

クリントン米国務長官来日

昨夜、クリントン米国務長官が来日しました。

報道によりますと、今回の来日に先立ち、13日にニューヨークで講演をおこない、オバマ政権の対北朝鮮外交方針を初めて明らかにしたとの事です。

核開発の問題については、北朝鮮が完全かつ検証可能な形で核廃棄を行う用意があるならば、オバマ政権として米朝国交正常化に前向きに取り組む考えも表明しました。

ブッシュ前政権の路線を踏襲しながらも、幅広い支援に言及することで北朝鮮側の前向きな対応を促すねらいがあると見られますが、日本には核兵器問題と並ぶ最も重要な、拉致問題があります。
日本政府から北朝鮮へのアプローチが弱く、なかなか解決に至らないので、米国の援護射撃が是非とも必要だと強く考えます・・・
今後のアメリカの動きが気になるところです。

また、国内に於きましては、醜態が世界配信されてしまいました中川昭一財務相兼金融担当相が本日昼記者会見し、予算関連法案が衆院通過した段階で辞任する意向を表明しました。

中川大臣は、麻生総理に辞任の考えを伝えておりますが、通常国会中に財政担当の閣僚が辞任するのは極めて異例だそうで、麻生内閣の政権運営は総選挙を控え、大変厳しいものになりそうです。

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